スマートシステム研究室(連携大学院)

スマートシステム研究室(連携大学院)

筑波大学大学院 システム情報工学研究科 知能機能システム専攻

おしらせ

連携大学院への進学希望者を募集しています。見学だけでも構いませんので、興味のある方は是非ご連絡ください。

知能機能システム専攻公開および連携大学院研究室公開のお知らせ(研究室訪問をご希望の方は事前にご連絡ください)

新着情報

2018.07.26: 山崎優大君らが、日本医用画像工学会より田中栄一記念賞(MIT誌論文賞)を受賞しました(受賞対象: 乳房超音波画像からの乳腺組織の自動抽出を利用した正常モデルに基づく腫瘤検出)。

2018.05.01: 鈴木藍雅君が、第117回 情報処理学会 数理モデル化と問題解決(MPS)研究会においてベストプレゼンテーション賞を受賞しました(受賞対象: 2段階転移学習を用いた深層畳み込みニューラルネットによるびまん性肺疾患の識別と特徴表現の解析)。

2018.03.13: 鈴木藍雅君がIEEE Computational Intelligence Society Japan Chapter Young Researcher Award (IEICE Neurocomputing)を受賞しました(受賞対象: 階層型確率的主成分分析モデルによるテクスチャの生成 (A Generative Model of Textures Using Hierarchical Probabilistic Principal Component Analysis))。

2016.10.31: 山崎優大君が日本医用画像工学会 第35回大会 大会奨励賞(演題名:乳房超音波画像からの乳腺組織の自動抽出を利用した正常モデルに基づく腫瘤検出)を受賞しました。

概要

科学技術の進歩によって、小型・低消費電力のデバイス製造、精密・正確な計測、高速・大容量の通信が可能となり、様々な場所を適切な方法でいつでも観測できるようになりました。さらにクラウド技術により、時間や空間に捕らわれずデータを集積し、高度な解析を行える環境も整いつつあります。これにより、実世界から詳細な情報を集め、「目的」に応じて正しく自動的に分析し、その結果を実社会へフィードバックしながら最適な状態を維持し、状況の改善を図ることが可能になりました。さらに、この大きなループを回すことで新たな価値の創造が期待されます。 当研究室では、これを実現するための要素技術に関する研究開発や、応用分野の開拓を行っています。要素技術では、(a) データ解析のための画像認識技術、音響解析技術、時系列信号解析技術 (b) 機械学習技術 等を研究しています。また応用分野では、主に社会インフラ診断支援や医療診断支援を中心に活動しています。

主な研究テーマ

医療診断支援技術
近年、がん患者の急増や医師不足・偏在などの原因により、患者が高度な医療を迅速に受ける機会の喪失や、検査や診察における医師の著しい負担増大が社会問題となっています。そのため、X線CT、MRI、マンモグラフィなどに代表される医用画像をコンピュータにより分析及び定量化し、その結果を提示して医師を支援するコンピュータ支援診断システムの開発や実用化が国内外で進められています。しかし、画像を用いるその他の検査、たとえば内視鏡検査や病理診断では研究開発が充分には進んでおらず、実用的な診断支援技術を早期に確立することが求められています。 この課題を解決すべく、当研究室では、産総研独自のパターン認識手法HLACや機械学習手法を駆使して、高度な診断支援システムの実現を目指して研究開発を行っています。現在取り組んでいるテーマは下記の通りです。
学習型音響解析技術によるインフラ診断
社会インフラや産業インフラの点検や調査では、打音試験や近接目視、触診などが一次検査として広く行われ、異常が発見された場合には、その後の経過観察や精密な機器による二次検査に進みます。ここで重要なのは一次検査で異常を見落とさないことなのですが、検査員の経験や感覚に依存していることや、熟練検査員の数は高齢化に伴い減少していくことなどの問題点があります。そこで私たちは、コンクリート構造物の打音検査や、水道管、回転機械などの異常振動の検査のIT化に取り組んでいます。検査員の五感に頼らず、機械学習に基づく解析技術により検査結果を定量化することで、異常の見落としにつながる検査品質のバラツキやミスを防止します。
インフラ診断

メンバー

研究環境

一人一台のPCは当然として、必要に応じて充分な質と量の計算機資源や装置類、書籍及び資料などを提供します。積極的な学会発表や論文投稿も奨励しています。 また、産業技術総合研究所では、電子回路技術やネットワーク技術、ソフトウェア開発、人工知能など様々な分野のエキスパートから指導を受け、議論する機会が豊富にあります。

関連学会

IEEE、情報処理学会、電子情報通信学会、電気学会、日本デジタルパソロジー研究会など

共同研究

当研究室では、研究成果の実用化を目指して、共同研究を複数行っております。相手先は大手電機メーカー、医療機器メーカー、大学病院、産総研の他の研究部門などです。希望があればこれらの共同研究に一部参画することも可能です。

就職状況

大手電機メーカーやソフトウェア開発会社、教育・研究機関など、先輩方は様々な業種に就職しています。博士後期課程へ進学しても、就職先に困ることはありません。

受験を希望される方へ

博士前期課程、後期課程の学生を募集中です。筑波大以外からの受験、留学生も歓迎いたします。大学院受験を希望される方は、入試情報をご参照ください。年3回(7月(推薦)、8月、2月)の入試の機会があります。なお博士前期課程の場合は、TOEIC/TOEFLのスコア提出が必要ですので、早めにご準備ください。また、知能機能システム専攻の専攻公開の機会に限らず、いつでも見学は歓迎します。

連絡先

[担当] 坂無英徳

[電子メール] h.sakanashiあっとaist.go.jp

[電話] 029−861−5883

[郵便] 〒305−8568 茨城県つくば市梅園1−1−1中央第2

[居室] つくば本部・情報技術共同研究棟 5204室