【発明の名称】

マニピュレータ及びその制御方法

【特許番号・登録日】

第1928062号,平成7年(1995)5月12日

【公告番号・公告日】

特公平6−75835,平成6年(1994)9月28日

【出願番号・出願日】

特願平1−80032,平成元年(1989)3月30日

【公開番号・公開日】

特開平2−262989,平成2年(1990)10月25日

【特許権者】

工業技術院長

【発明者】

荒井 裕彦,舘 すすむ

【特許請求の範囲】

【請求項1】 n自由度のマニピュレータであって、n個の関節部を有し、前記n個の関節部のうちのk個の関節部にアクチュエータを備え、残りn−k個(k<n−k)の関節部に保持ブレーキを備えていることを特徴とするマニピュレータ.

【請求項2】 n自由度のマニピュレータであって、n個の関節部を有し、前記n個の関節部のうちのk個の関節部にアクチュエータを備え、残りn−k個の関節部に保持ブレーキを備えるマニピュレータの操縦方法であって、前記保持ブレーキを備えた関節部のうちm個(m≦k)の関節部の保持ブレーキを解放し、残りn−k−m個の関節部の保持ブレーキを作動した状態で関節間の動力学的干渉によりアクチュエータを有する関節のトルクまたは力によって前記m個のブレーキを解放した関節に角加速度または加速度を発生させて前記ブレーキを解放した関節の角度または変位を制御し、前記手順を少なくとも2回以上行ってn−k個の保持ブレーキを備えた関節の角度または変位を制御し、前記保持ブレーキを全て作動した状態ではアクチュエータを有する関節の角度または変位を前記アクチュエータにより制御することを特徴とするマニピュレータの制御方法.