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マルチモーダル・ヒューマン・インタフェースの研究

■マルチモーダル・マウス

 感覚統合の研究から、視覚だけでなく触覚があると、運動が速くなるなどの効果があることが明らかになったことから、コンピュータインタフェースに触覚ディスプレイを導入することは、操作の効率化、視覚的負担の低減などの効果があることが期待できる。そこで、グラフィック・ユーザ・インタフェース(GUI)のインタフェース・ディバイスであるマウスに触覚ディスプレイを内蔵したマルチ・モーダル・マウスを開発した(特許2)。

 そして、ポインティング・タスク実験を行い、触覚情報の効果を解析した。その結果、クリック操作時間の短縮、ターゲットの有効サイズの増大などに触覚の効果があること、また、付加的情報としては、聴覚、視覚に比べ触覚が最も有効であることを示した。

 本研究に関しては,カナダ,Guelph大学計算機科学科のMacKenzieとの共同研究を実施している.

 マルチ・モーダル・マウスは触覚ディスプレイを内蔵していることから、視覚障害者のためのインタフェース装置としての応用が可能である。そこで、マルチ・モーダル・マウスを用いて、カーソルの二次元的位置情報、ターゲット(アイコン)の存在情報、ターゲットへの接近情報、ウインドウ情報などを、触覚的に呈示するシステムを開発している。

 マウスはポインティング操作のためのインタフェース装置であり、操作の自由度は少ない。そこで、つかみ動作で作業空間内のオブジェクトを操作できる、触力覚ディスプレイを内蔵したつかみマウスを開発し、つかみ動作を用いたオブジェクト操作における触覚情報の効果を実験的に解析している。

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マルチモーダル・マウスの開発
原著論文/口頭発表及びその他の報告







2002 Akamatsu Lab.