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産総研一般公開 

「アナログ実験マジックで,噴火の謎を考えよう」実施報告

時間:2005年7月23日(土)9:30-16:00  

場所:産総研つくば中央,本部・情報技術共同研究棟(中央第2)1階ロビー(情報新棟)

当日,A4サイズ4ページのテキスト配布

アナログ実験マジックで噴火体験 !

研究手法:身のまわりの材料と道具を持ち寄って,“アナログ実験“マジックをしよう(図).大きな地球の出来事が,見えない地下の出来事が,危険な出来事が,手足の大きさになって見えてくる.

研究成果:マグマが集まる仕組みとマグマが動く仕組みがわかった.新しいモデルが生まれた.このモデルで,いろいろな火山ができることがわかった.最近は学校の授業に使われることもある.噴火の仕組みやそれがどのように危ないかを,一般の人に理解してもらうためにも使われはじめた.

将来の展望:本実験からわかったことは,いつ,どこで,どれくらいの,どんな噴火がおこりそうかという火山の将来を考えるのに利用される.”アナログ実験”マジックを習うと,火山学者いや地球博士になれるかもしれないよ.























実験風景


10時,11時,13時,14時,15時の5回実施.一回の時間は,30分程度. はじめに噴火映像のダイジェストを5分間見せる.

実験は、「マグマの移動から噴火」,「溶岩流」,「降下火砕物」の順.














「マグマの移動から噴火」

実験時間を短縮し,噴出時の液体柱を高くするために,ゼラチンとの密度差を大きくする工夫として,砂糖をいれて固めたゼラチンを準備した.サイフォンの先に針を装着して,シリコン油を注入.上昇中の油で満たされたクラックを観察中.















「溶岩流」

直接的で,一番小学生にうけた実験.立体模型は富士山の5万分の1を使用.小麦粉をエタノールで溶かし,ベンガラ(酸化した土)で着色したもの.その場で調合を子供にもやってもらった.













ある男の子は,ゴジラになった気分といっていた.“溶岩“を立体模型にたらすときに,不器用で手がぶれたり,わざとジャーとまいたりして,”大噴火“になってしまったときもあった.1万年前の富士山?
















流す場所(噴火場所)も,自由な発想で選んでいる,山頂を選ぶ人が一番多い.愛鷹山にも”溶岩“を流していた.なぜ,ここは噴火しないのと聞かれて,こちらが困った.
















「降下火砕物」

はじめは野外を試みたが,ビル風が吹き,実験が難しいので,展示場のある一階ロビーの端の室内で行った.細かい粒子が飛ばないように川砂を使った.結果は,十分よくできた.下に広げた20万分の1地形図で,つくばや富士山の位置が分からない子供もいた.