現場のこつ ![]()
現場のこつをアップして欲しいという意見をいただきました。こういうページを作りたいと思って、メニューには載せていたのですが、ものぐさな性格なのでなかなか取りかかれませんでした。せっかくの機会ですので、とりあえず頭の中に浮かんだ項目を、フィールド編と室内実験編に分けて以下に列挙します。いつになるかわかりませんが、順次、説明を加えるとともに、項目を増やしていきたいと思っています。
フィールド編
・断線箇所の見つけ方。
・電線やケーブルの扱い方のべからず集。
・小動物からのケーブルの守り方いろいろ。
・バッテリーとのつきあい方、劣化と温度に注意。
・あれば便利なグッズ集。
・アナログテスターの活用のしかた。
・箸とハサミは使いよう。
・身近なもので距離、長さを知ろう。
・雷雨への対処。
・持っている地図が古いとわかったときの次の一手。
・車を止める場所は安全とセンサー位置などを考えて。
室内実験編
・土壌・粘土試料の乾燥のさせ方。
・岩石試料の強制飽和の方法(花崗岩はどれくらいの時間が必要か?)。
・膨張性粘土の比表面積の計り方。
・高価な理化学機器に代用する家電製品。
以下は、情報が古くなりつつある、ケースバイケースである、ローカルルールである、場合によってはある方面から怒られるというような項目です。つまり、責任が持てない内容となってしまいそうなので、信用できる人にだけこっそり教えたい、あるいは私なんかよりもっとうまく対処している人を紹介したいと思います。
・国有保安林への入林方法−担当区事務所への挨拶が重要。
・現地で作業員を雇うのなら、こんな方が理想。
・調査にはありがたい宿の条件。
・地元の人との会話で言ってはいけないタブー集。
・大量な荷物、高額な荷物、怪しいと思われそうな荷物の送り方。
・土地交渉の方法。
・非常時における身近な物品の反則技的緊急使用法。
・「ジョイフル本田」の歩き方。
・地質調査所内(第7事業所)のこの人がこんなすてきなグッズを持っている。
・来なきゃよかったと後悔した雪道、ぬかるみへの対策。
以下は、こつというよりは安全対策です。一応、簡単な知識だけはありますが、使ったことはありません。危ないフィールドへ行くときは、専門家に指導してもらって下さい。
・熊に出会ったら(月の輪熊に2回ほどお会いしましたが、先方が逃げていってしまいました)。
・応急措置/心肺蘇生法(講習は3回受けましたが、幸い、使う機会がありません)。
・土石流や雪崩への対処(天気と地形を確認して、近づかないのが基本とは思います)。
・火山が噴火したら。
(あとがき)
よく考えれば、内容が電気・電磁探査関係に偏っているので、普通の人にはあまり役に立ちませんね。結局、現場のこつを知る王道は、現場に出て自分でいろいろと考えて失敗することと、先輩から盗むことではないでしょうか。。
しかし、最近は試行錯誤できる余裕のある調査や後輩の指導を兼ねたような調査が減っているので、現場のこつを知る機会が少ないようです。測定装置がブラックボックスとなり、現場作業のマニュアル化が進み、新人までもが即戦力とされる時代なので、しかたないといえばしかたないのですが、こんな状況でこの先本当に大丈夫かなあと心配しております。
こういう時代ですので、本ページに書いてある「こつ」がわずかでも皆さんのお役に立てれば幸いです。と、書けるように、この勢いで早く説明をつけていきたいのですが、すでに慣性の法則が破れつつある?
2005.06.29