[2002.12.24]
皆様にご支援をいただきSI2002を終えることが出来ました.篤く御礼申し上げます. SI部門の講演会は今回でようやく3回目にあたり,まだ確立したスタイルを持っておりません. そこで,無謀にも以下の3つの試みをトライいたしました. 準備が遅れて周知期間が短かったためにどれほど意図が皆さんに伝わったか不安なところもございますが, これらの試みの効果を知り,より意義のある講演会をつくり上げるためにアンケートをFAXにて返送してフィードバック頂くようお願いいたします.今後ともSI部門の活動をご支援いただければ幸いです.
トピックスを絞り議論が盛り上がる研究発表を期待してオーガナイザの裁量で演出をお任せいたしました.「丸投げ」とのご批判があるかもしれませんが,ご投稿していただいた論文を無理やりグルーピングしてセッションを構成する従来スタイルでは,各セッションの内容がばらついて議論が盛り上がらないことを改善するために試行してみました.
おかげさまで,いくつかのセッションではセッションの冒頭にオーガナイザによるセッションのイントロダクションをいただいたり,セッションの最後に総合討論の時間を設けていただいたり,または,パネルディスカッション形式を導入したセッションなど,それぞれ議論を盛り上げるためのご努力をいただいたことに感謝いたします.
今までの部門講演会はシステムインテグレーションと言いつつもロボット関係の発表が多かったのですが,今回は本来のシステムインテグレーション技術に近づけるべくトピックスの広がりを持たせたいと考え,昨年のオーガナイザとともにSICEの各部会と各調査研究会の主査の皆様にお声がけいたしました.さらに,プログラム委員の皆さんに先端的研究で顕著な成果を出されている研究者の方々をご推薦いただきオーガナイズドセッションの企画をお願いいたしました.
講演会を学会から技術シーズ情報を提供する場だけではなく,逆に産業界から研究支援情報,技術が応用された製品紹介および技術ニーズ情報を提供する場として双方向の情報交換を促進することを目的としてPRセッションを企画いたしました.
残念ながら今回の講演会では宣伝不足のために8件のご発表でしたが,従来の企業展示だけでなく,PRセッションでのご発表や各セッションでの関連研究者を捕まえた名刺交換などの産業界からの積極的な働きかけを期待いたしました.
質の高い研究論文の発表を奨励することを目的として表彰をおこないました.講演会を通して分野の異なる論文の絶対評価を公平に行うことは手間がかかり困難であるため,各セッション毎に発表論文の相対評価を行うことでセッションの中で一番評価の高い論文発表をベストセッション論文として表彰いたしました.
また,審査にあたり研究内容を一番理解できるのは関係者であるとの思想から,ひとつの試みとして講演者全員にも審査をお願いした相互レビュー方式を採用しました.
プログラム編成にあたり,プログラム委員の皆さんにはオーガナイザ候補のご審議をいただき,オーガナイザの皆さんには工夫を凝らしたオーガナイズドセッションの演出をしていただきました.PRセッションの企画を実現するために,山北昌毅(東工大)先生,岩城敏(NTT)さん,細田祐司(日立)さんの各氏に多大なご尽力をいただきました.ベストセッション論文表彰を実現するために,吉見卓(東芝)さんに多大なご尽力をいただきました.膨大な数の原稿を取りまとめて論文集を作成するにあたり森川泰(産総研)さんに命を削るようなご尽力いただきました.また,田所諭実行委員長をはじめとする,現地の徳田献一(神戸大)先生,大坪義一(近畿大)先生,玉置久(神戸大)先生,花原和之(神戸大)先生の各氏および大勢の現地スタッフと学生アルバイトの皆さんのご尽力によりスムーズな運営が行われました.そして,大須賀公一(京大)先生には,和やかな懇談の雰囲気をつくるためにディナークルーズの懇親会を実現するご尽力いただきました.これらの皆さんの献身的なボランティアによりSI2002を実現することができました.篤く御礼申し上げます.
最後に,SI2002に命を吹き込んでいただいた講演者の皆様と参加者の皆様に,心から感謝いたします.