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last updated 2023.10.17

Profile

柴田 崇徳(Takanori Shibata

国立研究開発法人産業技術総合研究所
人間情報インタラクション研究部門
ウェブサイト

305-8568 茨城県つくば市梅園1-1-1 中央第2
TEL
029-862-6586
E-mail
shibata-takanori*aist.go.jp*@に変更して使用してください。)

学歴

·       1989年3月 名古屋大学工学部卒業

·       1991年3月 名古屋大学大学院工学研究科博士前期課程電子機械工学専攻修了 修士

·       1992年9月 名古屋大学大学院工学研究科博士後期課程電子機械工学専攻修了 博士(工学)

経歴

·       1992年 1月 ~1992年9月 日本学術振興会 特別研究員(DC1

·       1992年10月 ~1993年3月 名古屋大学大学院工学研究科電子機械工学専攻 助手

·       1993年 4月 ~1998年9月 通商産業省工業技術院機械技術研究所 研究官

·       1995年 9月 ~1998年8月 マサチューセッツ工科人工知能研究所 研究員兼任

·       1996年 8月 ~1996年9月 チューリッヒ大学人工知能研究所 客員研究員

·       1998年10月 ~2001年1月 通商産業省工業技術院機械技術研究所 主任研究官

·       2001年 ~2004年 産業技術総合研究所 主任研究員(4級)

·       2004年 ~2013年 産業技術総合研究所 主任研究員(5級)

·       2005年 ~現在 株式会社知能システム 取締役兼任

·       2009年 ~2010年 内閣府政策統括官(科学技術政策・イノベーション担当)付参事官(情報通信担当)付、および社会還元加速プロジェクト(在宅医療・介護担当)兼任

·       2013年 ~現在 産業技術総合研究所 上級主任研究員(名称変更)

·       2013年 ~現在 東京工業大学情報理工学院 特定教授

·       2013年 ~現在 マサチューセッツ工科大学高齢化研究所 客員フェロー

 

研究内容:人と共存する知能システムの研究開発に従事。人とロボットのコミュニケーション、メンタルコミットロボット・パロ、ロボット・セラピー、火星探査等長期有人宇宙探査向けパロ、人道的対人地雷探知・除去システムの研究開発などに従事

 

研究実績

1.  口頭論文

Shibata, Takanori, Lillian Hung, Sandra Petersen, Kate Darling, Kaoru Inoue, Katharine Martyn, Yoko Hori, Geoffrey Lane, Davis Park, Ruth Mizoguchi, and et al. 2021. "PARO as a Biofeedback Medical Device for Mental Health in the COVID-19 Era" Sustainability 13, no. 20: 11502. https://doi.org/10.3390/su132011502

その他、多数

2.  解説記事等

柴田崇徳、アザラシ型ロボット「パロ」によるバイオフィードバック・セラピー:世界の医療福祉制度への組込と社会課題解決への貢献、バイオフィードバック研究、2022年、49巻、第2号、pp. 65-72

その他、多数

3.  知的財産権

多数

4.  受賞

1995年 IEEE/IFSA, Fuzzy Robot Award

1997年 富山県未来財団、とやま賞

2002年 (財)日本産業デザイン振興会・新領域部門、グッドデザイン賞

2002年 ギネス世界記録、世界で最もセラピー効果があるロボット・PAROの発明

2003年 Swedish Museum of Science and TechnologyRobot Exhibition Award

2003年 (社)日本青年会議所、人間力大賞、人間力大賞グランプリ、TOYP倶楽部会長特別賞、内閣総理大臣奨励賞

2003年 Best of COMDEX finalist, PC Magazine

2004年 IEEE TExCRA 2004Best Technical Exhibition Award

2004年 Junior Chamber International(国際青年会議所), The Outstanding Young Person of the World (TOYP)

2005年 第46回科学技術映像祭、文部科学大臣賞

2006年 経済産業省、第1回「今年のロボット大賞」・優秀賞(サービス部門)

2007年 産業技術総合研究所、理事長賞

2013年 国際レスキューシステム研究機構、競基弘賞(東日本大震災被災者へのパロを用いた支援活動に対して)

2015年 フランス・公的扶助パリ病院機構(AP-HP: The Assistance Publique - Hôpitaux de Paris)、Patients Trophy(認知症セラピーの非薬物療法のイノベーション)

2016年 ニュージーランド・Aged Care協会から「2016 QPS Benchmarking Innovative Delivery Award」を受賞

2017年 厚生労働省及びテクノエイド協会が主催した「介護ロボット導入好事例表彰事業」・「好事例賞」(応募条件の「メーカー部門」として、企業名「(株)知能システム」からパロを応募し受賞)

2017年 「Argentum 2017 Best of the Best Award」受賞(Argentum:米国でsenior living communitiesを保有・運営・管理等を行う企業の団体)

2018年 Ryman Foundationから「Ryman Prize」を受賞。ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相から授与された。同賞は、ノーベル賞医学賞とプリツカー賞(「建築界のノーベル賞」と言われる)を参考に、高齢者の医療・福祉・健康に関する分野の世界最高峰の賞として創設され、副賞はNZ$250,000(約2,000万円)である。

2022年 経済産業省他、第10回「ロボット大賞」・記念特別賞

その他、多数

5.  基調講演等

2015年 アメリカ・ホワイト・ハウスにおいて招待講演

2015年 アメリカ・保健福祉省主催「Healthy Aging Summit」(連邦政府と各州政府の医療福祉政策担当者向け会議)において基調講演

2019年 NY国際連合本部・国際連合主催「Artificial Intelligence (AI) for Older Persons」において招待講演

2021年 フランス・パリでのthe Global Partnership on Artificial Intelligence (GPAI)による「GPAI Summit」において招待講演(オンライン)

2023年 スイス・ジュネーブでの国際電気通信連合等、40の国連機関による「AI for Good Global Summit」において基調講演

その他、各種国際会議等多数