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What's New!!:Wiki ベースの運用ページが引っ越しました.詳しくは,こちらへどうぞ.(Jan,2006)
秋葉原サイトに勤務先が変わりました.(Jul,2005)
Wiki ベースのページ運用を試験しています.詳しくは,こちら(は,現在,サーバ閉鎖のためアクセス不能)へどうぞ.(sep,2004)
情報処理研究部門・知的コンテンツグループに所属が変わりました.(7/15,2004)
最近,セマンティックWebを中心とした私のプロジェクト MMM(Meta-Model Management) が, http://mmm.semanticweb.org となりました.これを記念して,このサブプロジェクト MR3 の成果を公開しました. みなさん,使ってください.とりあえず, ダウンロードページ からどうぞ.
ご挨拶:このページでは,2002年9月30日 に行ったソフトウェア 科学会主催のチュートリアル: 「意味理解のための次世代 Web − Semantic Web − の最新動向」 の追加情報として,私なりに,情報をまとめています. また,人工知能学会誌の 私のブックマーク として,取り上げられました.当時と比較して,いろいろと状況が変化しているのですが,本ページは,とりあえず,当時の理解ということで,保存しています.アップデートされた情報は, WiKiベースの私のWebポータルからどうぞ.
そろそろ,自分の活動も含めて,しっかり書きます.:-) (リクエストが,口頭でしかこない….)
目次:Tim Berners-Lee により提唱された セマンティックWeb は,オントロジーが切り拓く次世代Webとして盛り上がりをみせ,今では,さ まざまな研究開発分野のキーワードとして登場するようになりました.そして, セマンティックWebの定義や期待は今後も変化し続けると思われます.
一方,アカデミックな観点からのある時点における解説は, 人工知能学会誌Vol.17,No.4(2002年7月) での特集「Semantic Webとその周辺」にあります.そこで,ここはアプローチ を変えて,「私がWebからセマンティックWebに関する情報を得るなら」という 観点から,セマンティックWebについて考えてみたいと思います.
セマンティックWebに関する情報を収集する前に,セマンティックWeb の現状 をいかに正確にとらえるか,ということを考えてみたいと思います.しかし, いきなり, セマンティックWebコミュニティ の ポータル (http://www.semanticweb.org) や W3C (World Wide Web Consortium (http://www.w3c.org/2001/sw/)) にある莫大な情報にアクセ スするのもどうかと思います. 実際,セマンティックWebそのもののコンセプトは,多くの研究者が自身の研 究経過や願望から,多様な解釈をしているのが現状かと思います.また,その 解釈や定義も不安定で,(私自身の解釈も含めて)必ずしも正確ではないような 印象があります.
そこで,まずは,日本語でしっかり解説されているサイトを紹介します. なかでも, The Web KANZAKI (http://www.kanzaki.com) 内にある 「メタ情報とセマンティック・ウェブ」 [2.1] は非常に充実しています. 英語のもので,アップデートされていないものですが, The Semantic Web In Breadth [2.2] は,セマンティックWebにおいて,URI から Trust までの包括的なユースケー スを紹介しており,調査には役立ちます.
大まかな内容を理解できたなら,次は,研究の広がりを俯瞰することを考えま す.現在,海外の大学などでは,セマンティックWebに関する連続セミナーが いくつか開催されており,その教材などでWeb からアクセス可能なものがいく つかあります.このようなセミナーなどは今後も開催されて行くと考えられま すが,ここでは,個人的に参考にしたものをいくつかリストアップします.
また,上記のセミナー同様,開講年度の問題もありますが,セマンティック Web に関する講義シラバスなども参考になります.
セマンティックWebに関する研究開発の経過を正確に把握するなら,ポータル サイト SemanticWeb.org[3.1] を調べれば十分です.ここには,研究技術やツール,グループなどについ て,ニュースやや関連情報,ポータルサイトなどが集められています.実際, このサイトにあるコンテンツやリンクにアクセスすると,必要な情報のほとん どを得ることができます. また,更新の頻度を重要視するなら, Semantic Web Blog[3.2] が適当です.
セマンティックWebに関係したプロジェクトをフォローするなら,最近は,セ マンティックWebへの貢献を主張するプロジェクトがいくつか登場しています が,なかでも,中心的な役割を担っている次の2つは重要です.
これら,2つは,それぞれ, http://daml.semanticweb.org/ と http://ontoweb.semanticweb.org/ としてもアクセス可能です.一方,W3C に関連した活動は, W3C Semantic Web [3.5] にて把握することができます.特に,幅広い文脈でセマンティックWebを捉え るなら, Design Issues for the World Wide Web [3.6] が有用です.
セマンティックWebの基礎技術に関する解説などは,個別に取り上げるときり がないのですが,RDFに関する日本語の解説は,[2.1]中の セマンティックウェブの基礎としてのRDF [3.7] が良いでしょう. The Web KANZAKI 以外で,XML の関連技術を日本語でしっかり押さえたいなら, @IT - アットマーク・アイティ 内の @IT:XML eXpert eXchange [3.8] が充実しています.各種ベンダーなどが提供している日本語の解説も,ここか らたどることができます.このサイトは,XMLだけでなく,.Net や JAVAなど の情報へのリンクも充実しています. さらに,日本語ではないのですが,RDFに関しては,
に豊富なリンク集が提供されています.CORBAに代わる分散計算環境として登場したWebサービスは,一部で,セマン ティックWebの実行環境としても着目されています.Webサービスに関連した情 報収集は, WebServices.Org [4.1] にて行うと便利です.また,W3C に関連し た活動は, W3C Web Services Activity [4.2] にて得られます.
Web サービスを日本語で読むなら, XMLコンソーシアムの Webサービス技術解説書 [4.3] が便利です.
さて,セマンティックWeb と Webサービスの両方を視野に入れた研究活動とし て,代表的なものをあげると,次の2つが考えられます.
どちらも,当初と現在の提唱内容を比較すると,Web サービスをかなり重要視 しているようです.特に,前者は,EUのISTのプロジェクトとして採択されて います.また,後者は,DAML プログラムのコアプロジェクトとして活動して います.また,関連情報を扱うポータルサイトとしては, WS INDEX (Web services & Semantic Web Resources) [4.6] も参考になります.さらに,必要十分量の情報が何であるか,をはっきりさせ たいなら,例えば, ISWC (http://iswc.semanticweb.org) 2002 のチュートリアル Semantic Web Services [4.7] をフォローしてみる,というのが良いでしょう.
Web サービスの相互運用に関しては,IT業界のコンソーシアムのページ WS-I (Web Services Interoperability Organization) [4.8] が充実しており,ガイドラインやプロファイルの開発,ツールの検証や相互運 用のテストなどが提供されている. また,SOAP の異なるプラットホームでの相互運用に特化したものとしては, The SOAPBuilders Interoperability Lab [4.9] が参考になるでしょう.
セマンティックWeb は,知識管理とオントロジー,基幹システムとWebサービ ス,などの相性から,最近,ビジネスへの応用を展開しています.まず, SemanticWeb.org (http://www.semanticweb.org) のサブコミュニティとしては, Semantic Web Business SIG [5.1] があります. また,W3C の Design Issues for the World Wide Web (http://www.w3.org/DesignIssues/Overview.html) 中の Business Model for the Semantic Web [5.2] では,企業アプリケーション統合 (EAI: Enterprise Application Integration) や関係データベースとの関連が述べられています. ebPML.org[5.3] は,ビジネスプロセス管理システムを主たる対象としていますが,ビジネスプ ロセスとWeb サービスの関連や,Webサービスの連携などの情報ポータルとし ても充実しています.
実際に,セマンティックWeb関連技術は,オントロジーやXML,RDF, Webサービ スなど多岐にわたるため,このような技術に関連したビジネスも数多く登場し ています.このため,すべてをリストアップすることはしません.ある程度, 研究プロジェクトとしての側面も備えているものとしては,
プロジェクト的な要素は薄いのですが,セマンティックWeb研究からスピンア ウトしたベンチャーとして,個人的には SWTA: Semantic Web Technology Amsterdam [5.8] に注目しています.
また,セマンティックWeb との関連を強く主張していませんが, The START Natural Language Question Answering System [5.9] は,Web 上のリソースを統合的に利用した応用システムがどのようなものかを 主張するための良い応用イメージであると考えています.
DAMLの「A」はAgentの「A」であることからも,エージェントはセマンティッ クWeb の応用技術として重要視されています.特に,次のものは,DAMLプロジェ クトで中心的役割を担っています.
また,次のプロジェクトは,DAMLプロジェクトとは独立して活発ですが,DAML との技術的リンクを提供しています.DAML プロジェクトとは,直接,連携していませんが,セマンティックWebやWeb サービスとエージェントの関連を強く主張しているプロジェクトとして, Agentcities[6.5] が充実しています.このプロジェクトは, EUのIST (http://www.cordis.lu/ist/) に採択されているのですが,さらに, openNet (http://www.agentcities.org/openNet/) として更なる発展を目指しています. また, SEWASIE: Semantic Webs and AgentS in Integrated Economies [6.6] も,セマンティックWebとエージェントの関連を強く主張しているプロジェク トです.
セマンティックWeb のプラットホームとして,独自にWeb サービスのシステム を構築するなら, XMLコンソーシアムが提供する Webサービス開発ガイド [7.1] が充実しています.ここでは,各種プラットホームごとに解説されていて,参 考になります.とりあえず,フリーの環境で構築するなら, Apach SOAP[7.2] DotGNU Project[7.3] Mono Project[7.4] などを参考にすれば良いでしょう. JAVA プラットホームなら, Java(TM) Technology and Web Services [7.5] (関連日本語ページ:J2EE & Web Service[7.6]) が代表的です.また, Web services for Perl[7.7] は,Perl によるプラットホームに関して丁寧に説明されていますが, Webサービスの情報ポータルとしても充実しています. どうしても,本家の.Net (ドットネット) 製品にこだわるなら, マイクロソフトの公式ページ (http://www.microsoft.com/japan/net/) よりも,マイクロソフトの .NET Framework 開発チームにより運用されている GotDotNet Home Page [7.8] が参考になります.特に,サンプルコードが充実しています.
Web サービスの相互運用や連携などを実践する際に,公開されている Web サー ビスを集めたいなら, XMethods[7.9] や Salcentral[7.10] にアクセスするのが良いでしょう.また,公開されているオントロジーにアク セスするなら, 過去の特集 (http://www.ai-gakkai.or.jp/jsai/journal/mybookmark/) における オントロジー (http://www.ai-gakkai.or.jp/jsai/journal/mybookmark/15-6.html) にて紹介されたもの以外では,
「私も」ブックマークということで,セマンティックWebに関連すると考えられ るもので,個人的に利用しているページを中心に紹介しました.セマンティッ クWebは,今後も発展し続けると思われるので,今回は,特に,情報収集や実 践に焦点をあてました. このため,重要と思われる研究プロジェクトや研究組織,研究者やツールなど, 他にも紹介すべきものは数多くありますが,スペースの関係で今回は見送りま した.
また,「ブックマーク」ということで,今回,中心的に取り上げませんでした が,当面,最新の研究成果や議論などは, International Semantic Web Conference (ISWC http://iswc.semanticweb.org/) や セマンティックウェブとオントロジー研究会(http://www.ei.sanken.osaka-u.ac.jp/sw-ont/index.htm) が中心的な役割を担うと考えられます.
その他の会議などの報告や,e-ビジネスに関するスタンダード,オントロジー を基礎とした知識管理などに関して,他にも重要なサイトが数多くあります. さらに,今回紹介した各サイトの詳しい構成なども重要かと思います.これら に関しては,今後,充実させてゆきます.