なかよし論文データベース

by Isoji MIYAGI @ Geological Survey of Japan, AIST

研究副産物



(宣伝 ^_^);


噴火対応

作成日:2002年6月13日(木)
更新日: 随時
by 宮城磯治


目次

これは何か:

環境問題など人類の存続にかかわる課題をかかえている地球科学は, 専門の異なる研究者たちの共同作業に支えられています. 専門の異なる研究者が智恵を出しあうことによって難問が解決されたり,新たな研究分野が開拓されることがありますから,研究者同士の「出会い」は,大切です.


研究者は,初対面の研究者がこれまでどのような人とどのような仕事をしてきたかを知りたくなることがあります. そのようなニーズを感じた宮城は,2002年5月頃に,研究者同士の連携を強める目的でこのデータベースを作成しました. 更に,研究者と一般人との連携も強める目的で,そのデータベースを「なかよし論文データベース」となづけて公開しました.


なかよし論文データベースに掲載される文献情報は,産業技術総合研究所・地質調査総合センターが公開している日本地質文献データベースに,100%依存しています(参考:Making of...をご覧ください). この日本地質文献データベースは,地質調査総合センター(旧地質調査所)の資料室がこれまでに収拾した膨大な数の文献のなかから,日本地域及び日本人が著者のものを選択・収録した文献データベースです.1957年の刊行以来,日本国内及び外国のユーザに広く一般に調査・研究のための文献検索サービスを供する目的で,運営されています.


「なかよし論文データベース」は,歴史ある日本地質文献データベースの利便性を向上するための工夫のひとつです.宮城は2002年の公開以来,資料室と互いに協力しながら,なかよし論文データベースの使い勝手を少しづつ改良し続けてきました.利用者の皆様からいただいた改良案やご意見は,なるべく取り入れてゆきたいと考えております.ただし本業が忙しいので,なかよし論文データベースに手を入れる頻度は年に数回程度とさせていただきます.よろしくおねがいいたします.


使いかた:

ステップ1 「ある著者のページを探す」

目的の著者が載っているページを探すには2通りの方法があります.

その1:グーグルの検索機能を利用

 このデータベースには検索機能はありません.しかしgoogleを用いた検索が利用可能です.すべての「なかよし論文データベース」のページにはグーグル用の検索窓が設置してありますので,どのページから出発しても構いません.ちなみに私のページはこちら.→ 宮城 磯治 を含む文献リスト

※ただしgoogleのインデックス化の時差のため,この方法では本データベースの全てが検索できるとは限りません.


その2:著者名インデックスの利用

上記の方法でヒットしない場合は,申し訳ありませんが以下の「著者別インデックス」をお使いください(重たいのであまりおすすめできません).このインデックスでは著者名がアスキー順にならんでおり,著者の右にある矢印をクリックすると,対応するページが表示されます.

著者別インデックス
  • 著書数が20以上のリストはこちらです ←注:すこし重たいです
  • 著書数が1-19のリストはこちらです ←注:すごく重たいです


ステップ2 「共著の輪を散策する」

いったん目的の著者が表示されたなら,あとは興味のおもむくまま共著者名をクリックするだけです. 共著者同志はハイパーリンクによって結びつけられており,クリックした著者の発表論文リストのページへと飛べます. すべての著者について,学会発表や論文等の発表題名が年代順に表示され,また共著者らが共著回数順に表示されます. あとはこのくりかえしです.


ステップ3 「文献の引用情報を調べる」

なかよし論文データベースのページの左上には,そのページが記載している著者の名前が書かれています.著者名をクリックすると,日本地質文献データベースにより,その著者の文献がリストアップされます.これにより,その著者の文献の情報(共著者名,雑誌名,掲載号,ページなど)に簡単にアクセスすることができます.


ステップ4 「文献を入手する」

なかよし論文データベースにリストアップされた文献名の右には,[検索@G] や [search@A] と書かれています.これらのマークが太字 で表示されている場合は,そのページの著者がその文献の筆頭であることを示しています.このうち@Gはグーグル,@Aは産総研の日本地質文献データベースを利用して,その文献名を検索できるようになっています.運が良ければ,グーグルは文献のPDFなどを一発で探しあててくれるでしょう.グーグルが電子ファイルを探しあててくれない時は,文献複写サービスを利用しましょう.詳しくはこちら→ 地質調査総合センター所蔵の文献の閲覧・入手方法について


ステップ5 「著者とコンタクトする」

論文を入手すれば,著者の連絡先が得られるかもしれません. あるいは著者名を研究者レゾルバーで検索してみてはいかがでしょうか? 連絡先がみつけるための手がかりが得られるかもしれません.


既知の問題点や制約について

個人の識別には限界があります

 本データベースにおける個人の識別は,日本地質文献データベースの著者文字列のみによります.名前は特定の個人を識別するには不十分な情報です.例えば同姓同名の方々は,同一人物として扱われてしまいます.逆に,和名と英名とでは文字列が異なるため,同一人物が別人として扱われてしまいます.さらに,日本地質文献データベース中の誤字によっても,別人扱いされるケースが発生します.残念ながら,著者全員に背番号でもつけない限り,この問題は解決できないと思われます.


掲載対象でない文献があります

 なかよし論文データベースは,日本地質文献データベースに依存しています.日本地質文献データベースは,科学雑誌などに公開された発表を全て網羅しておりません.文献収集基準により,「地球科学および地下資源」,「日本及び日本周辺海域」,および「日本人の著者」に該当しない文献は,日本地質文献データベースにの収録対象ではありません.したがって,なかよし論文データベースもそれれらの論文を含みません.

→→もしも収録対象であるにもかかわら収録されていない文献を御存知でしたら,お手数ですが日本地質文献データベースの担当者までご連絡ください..


タイムラグがあります

 申し訳ありませんが,なかよし論文データベースに修正内容が反映されるまでに,かなりの時間を要することがあります.というのは,宮城がジオリスの担当者からダンプデータをいただく頻度は年に1度程度だからです.


おねがい

掲載された情報に誤りを発見された時は…

情報の修正にご協力ください
  • なかよし論文データベースに掲載されている論文名や著者名の誤りがございましたら,当データベースの各ページに設置してある問い合わせフォームを用いておしらせくだされば,宮城はジオリス担当者にとりついでさしあげます.修正結果がなかよし論文データベースに反映されるまでにはタイムラグがあります(上記)
新字体旧字体について
  • 現在のGEOLISは旧字体・新字体と別れている場合は新字体へ統一することになっております.但し本人に申請がある場合は申請の字体へ変更しております.みやぎ 2010年11月1日 (月) 11:16 (JST)


おまけ:

Making of なかよし論文データベース

日本地質文献データベース(CD-ROM版)は,ひとつの論文・発表ごとに改行でくぎられたレコードをもち, ひとつのレコードは以下の14のフィールドから構成されています.それらは頭から順に,

  1. データのシリアル番号,
  2. 著者名(日本語読み),
  3. 著者名(英語読み),
  4. 発行年(西暦),
  5. 著書名(日本語読み),
  6. 著書名(英語読み),
  7. 誌名(日本語読み),
  8. 誌名(英語読み),
  9. 号数,
  10. 巻数,
  11. ページ,
  12. 発行者(日本語読み),
  13. 発行者(英語読み),
  14. キーワード,

です.


(1) 最初に,「著者名」については以下のような前処理をおこないました.

  • 英語読みと日本語読みのデータが両方存在するときや,日本語読みしか存在しないときは,日本語読みのデータを用いました.
  • 日本語読みデータが存在しないが英語読みは存在するときは,英語読みのデータを用いました.
  • 日本語読みと英語読みの両方のデータが存在しないときは,著者名を「no_data」という文字列でおきかえました.

(2)「著書名」については,以下のような前処理をおこないました.

  • 英語読みと日本語読みの著者名データが両方存在するときや,日本語読みしか存在しないときは,日本語読みのデータを用いました.
  • 日本語読みデータが存在しないが英語読みは存在するときは,英語読みのデータを用いました.
  • 日本語読みと英語読みの両方のデータが存在しないときは,著者名のかわりに誌名を用いました.
  • 英語読みと日本語読みの誌名データが両方存在するときや,日本語読みしか存在しないときは,日本語読みのデータを用いました.
  • 日本語読みデータが存在しないが英語読みは存在するときは,英語読みのデータを用いました.
  • 日本語読みと英語読みの両方のデータが存在しないときは,著書名を「no_data」という文字列でおきかえました.


(3) コンマでくぎられた共著者たちをバラバラにし,個々の著者が関係した全ての論文のシリアル番号を調べあげました.この作業を,全ての著者について行ないました.

(4) ある著者について,その著者が関係した全ての論文のリストをつくりました.


(5) これらの論文に含まれるすべての著者を調べあげ,関係した回数を,個々の著者ごとに数えあげ,html形式で出力しました.

(6) それぞれの著者への相互リンクをつけました.これを全ての著者についておこないました.

(7) 全ての著者のインデックスファイル(二種類)を作成しました.


うっかりミス

2008年5月7日15時ごろ,なかよし論文データベースのアクセスカウンターのファイルを,うっかり消去してしまいました.復活させましたが,この数値には±1万アクセス程度の誤差がみこまれます.

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