1997.12.2 躍進機械製作所の見学

by: 萬年@ex.筑波大 and 宮城@地調

なぜ火山研究者がこれを見学するか?


お目当ては、気流粉砕による超微粉砕機
 ミクロジェットおよび、ジェットミル。  (文責 宮城)


DSC01880・ミクロジェットの回転部を開いたところ。スケールを入れるのを
忘れてしまった。ローター径は28センチ、装置の重量は700キログラム。



DSC01881・さらに近づいた。粉は空気の流れにそって装置の下から吸い込まれ、
画面中央左の「筒の内壁」と右の「回転ブレード」の間を通りながら上に移動
し、最後に頂部のダクトから排出される。その間に粉砕される。



DSC01882・別の角度から見た。画面左に、モーターが見える。



DSC01883・最も小型の装置。ローター径は18センチ、装置重量400キログラム。
画面右に萬年さんの(?)足が見える。



DSC01887・ケーシングライナー(外側の板)を取り外しているところ。



DSC01888・ローター(左)とモーター(右)。



DSC01884・ジェットミル。これもスケールがなくて申し訳ない。直径1メートル
ぐらい。外周に8(一つ見えない?)個の空気取り入れ口があり、ここから大型
コンプレッサーからの空気を入れ、時計回りの渦をつくる。この渦の中で粉と粉
の粒がぶつかり合って破砕され、中心部(この写真ではフタがしてあるが)から
出る。渦の遠心力のため、ある大きさよりも大きい粒子は、中心部の穴から出な
い。



DSC01885・ジェットミルをヨコからみたところ。



DSC01890・ミクロジェット用のケーシングライナー(筒の内側に置いて使う)。



DSC01891