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ヘリ観察報告: 2001.10.09

観察・報告:宮城磯治 (産総研・深部地質環境研究センター)

同席者:産総研・東宮昭彦

ヘリ:気象庁の無人観測ヘリ・FUJI RPH2 JMA-01


概要:

茨城県つくば市にある気象研究所敷地内で行われた、 気象庁の無人ヘリの飛行試験を見学してきました。 飛行試験日当日の天候は晴~曇り。 地上約20mでの風は東より約10m/sec(最大約13m/sec)でした。

内容=エンジンスタート; マニュアル操作による離陸、ホバリング、上空飛行; 自動操縦への切りかえ; マニュアル操作による着陸; エンジン停止; 点検。

無人観測ヘリはトラックで搬送されてきました。

大きいという点を除けば、普通のラジコンヘリとまったく同じでした。 ただ、ヘリ本体以外にも色々装備が必要である(消火器など)。

マニュアルでの操縦に用いるプロポは、 ごく普通のPCMプロポに見えました。但し周波数は産業用だそうです。

ヘリを積んできたトラックは、コマンドルームに早変わり。

指向性の強いアンテナを用いて、電波でコマンドやデータをやりとりする。

離陸・着陸はマニュアルモードにより、 40-50mの高度で、プログラムによる操縦に切り替えました。 切り替えは大変スムーズでした。

マニュアルモードで着陸。すぐ点検。


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