速報4/11(20000414-18.05.33)

From: SHINOHARA
地質調査所 有珠火山噴火対応状況 (2000.04.11)
■4/11の有珠火山活動状況情報
◎複数の火口から噴火活動が断続的的に継続
噴火活動は西山西麓の火口群と金毘羅山西側山麓の火口群でマグマ水蒸気爆発が断続
的に継続。
水路から溢れ出した泥流により,橋梁・小学校・住宅が被災.
■地質調査所の調査
◆現地調査
◎洞爺湖東湖畔における地殻変動観測
洞爺湖温泉西部の地殻変動状況を観測するために、セオドライト(測量機器)による
観測を継続。
4.5-4.10の観測結果を現地で解析した結果を噴火予知連絡会有珠山部会において報告。
◎地下水位の観測
井戸の観測を継続。
◎自動光波測距装置による連続観測
自動光波測距装置の設置を開始。本日はテント張りの機器観測点を設置.明日以降,
プレハブ仮設観測小屋を建設する予定.
◆分析・解析
◎火山噴出物分析
3/31日に採取された軽石試料の組織の観察と局所化学分析を継続中。
今回採取された軽石中の鉄鉱物(磁鉄鉱)の分析したところ、鉄鉱物の化学組成はお
よび鉱物内の組成分布は1977年噴出物に含まれる鉄鉱物とは異なることが判明した。
【参考】噴出物の形態・組成等を調べ、過去の噴出物などとの比較を行うことによ
り、活動に関与したマグマの特徴などを把握することが可能となる。

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