

2007年度から,SK1の取付けは上記画像のスナップ挿入からM3ねじ締結に変更された.ミスを誘うかのように,そこだけ平座金が異径なので注意

基本的な取組み
- 仕様通り完成させれば,必ず合格する
- 練習結果が仕様を満たしているか否か,客観的な評価を受ける機会が必須.できれば採点経験者に見て貰うのが望ましい
- 機械加工系の技能検定では仕様が寸法数値として明確に与えられるため,作業者自身による客観評価が可能.これに対して電子機器組立てでは全ての仕様が数値化されている訳ではないので,「作業者は自己流で上手くできているつもりでも,実は仕様を満たしていない」ということが起こりうる
- ネット上の掲示板等では,受検に関して誤った怪情報が飛び交うことがある.それらに惑わされることなく,「事前送付された試験問題の指示通り作業すれば,必ず合格する」という迷いの無い心構えを貫く ←このようなページを公開しておいて何ですが
- 当然のことながら,指示に反する不正行為には(たとえ職場の指導者や技能検定委員が教唆・容認しても)技術者としての良心と誇りを賭して手を染めない.技能検定に挑む程の技術者には言うまでもないはずだが,残念ながら低モラル企業による不正も露呈している.このようなケースは極一部で,大多数は公正に受検していると信じたい
- ↑と思っていたら,技能検定委員も加担した大規模不正行為の現場に何と前川自身が居合わせてしまうのであった
材料
- 1.27 mmピッチ14ピンSOP IC×2
- 3225サイズ(3.2 mm×2.5 mm)チップ抵抗器×4
- 他は一般的なDIP ICおよびアキシャルリード,ラジアルリード部品
- ミヤデンパーツから検定と同じ材料セットを購入可能.基板部品のみも販売しているので,シャーシ・トランス・スイッチ等を再利用しながら反復練習することができる
試験時間
- 4時間を経過すると減点開始,ただしそれ以前に完成しても加点される訳ではない
- 4時間30分で打切り
- 受検準備講習の先生(採点経験者)は,「4時間以上かかっても,丁寧に仕上げるほうが良い」という事を何度も強調しておられた.守秘義務により具体的な点数は明言できないようだったが,時間超過はそれほど大減点ではない模様
検定条件
- 鉛フリーはんだ Sn-Ag 3 %-Cu 0.5 % を使用
- 鉛はんだより融点が高い ←かと言ってこて先温度を無闇に上げても良くない
- 作業温度の許容範囲が狭い ←適切な設定温度(こて先タイプや加熱対象サイズにより変わってくる.そもそも 設定温度=こて先温度 とは限らない)は,試行錯誤しながら探し当ててくだされ
- 粘性が高いため濡れにくく,角ができやすい
- 表面がザラザラして白っぽい ←鉛はんだと同じ光沢に仕上げるのはそもそも無理と開き直るしかない
- 「図5 ランドのはんだ付け標準」のようにプリント板部品面にフィレットを形成するのは,鉛フリーはんだでは困難
- スルーホールに意識的にはんだをグイグイと押し込む
- スルーホールに十分な量のはんだを一気に流し込む.中途半端な量のはんだがスルーホール内で一旦固まってしまうと,後からそれ以上のはんだを部品面側に送り込むのは困難
- ビニル電線を束線ひもで縛ってハーネスを製作
- 「今時このような作業が必要なのか?他に評価すべき技能があるだろうに」と疑問に思わざるを得ないが,こう決まっているのだから仕方がない
- 危険行為は減点
- 保護眼鏡を未着用ではんだ付け
- 手袋を着用してハンマ使用 など