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インド洋の地震・津波
12月26日インドネシアで発生したM 8.9 の地震ですが,USGSの震源速報によると,その後,北方のアンダマン諸島へ向けて地震活動は伸びていっています.これらがすべて余震だとすると,余震域は1000km程になります.図には本震後24時間以内に発生した余震(USGSによる)をプロットしてあります.
これらの余震域を波源とみなして,そこからの津波の到達時間を計算してみると,プーケットやスリランカまでは2時間程度となります.また,インド洋全体について計算すると,アフリカ東海岸へは8−12時間後に到達したことがわかります.
津波の伝播時間 (単位は 時間)
この地震はインド洋プレートの沈み込みに伴うものですから,震源域の真上では海底が隆起,その東側では沈降したと考えられます.これにともない,海の表面も上下し,津波の波源となるのです.下の図は 南からみた断面図(右が東,左が西)です.
このような海面の変化から計算したインド洋の津波のアニメーション(10分毎で5時間まで)です.赤は海面が通常より高いこと,青は低いことを示します.また,色が濃いほど波高が高いことをあらわします.たしかにプーケットでは引き潮から始まり,スリランカ方面で津波が大きくなることがわかります.