いろいろな石英の年代を測定することにより,地熱系の変動解析を行っています。
(2001年9月より稼働)

実験室のスペースの関係上,磁石と制御部が向かい合わせの配置になりましたが,使いにくいことはありません。それより磁石のうしろの液体窒素容器を置くスペースがぎりぎりなのがちょっとね。こいつは液体窒素を大量に食うのだけが困ったもんです。10リットルで1時間程度というのを工夫して1時間半くらい保たせてますが,それでも最大28本しか測れないので,10リットル容器が2個あります。1個終わったらジョイントの霜が解けるのを待って付け替えます。でもやっぱしガラスデュワに液体窒素をじょぼじょぼと移し替えるよりはいいけど。泡の心配しなくていいし。

いや裏話ではなく裏側。ハードウェアです。これまで学会などで紹介してきた写真はたまたま液体窒素容器の接続されてない写真ばかりだったので,接続状態を初公開。左下が液体窒素容器(10リットル)です。右上のいろいろ接続されてる白い筐体がマイクロ波発振ユニット。そして注目は真ん中の黄色いビニール紐! 液体窒素容器から試料キャビティまでのパイプのジョイントが非常にビミョーで,測るたびにあれこれ調整して使ってたのだけど,こっち側をなんとかもうちょっと持ち上げればガス漏れが減る,とゆーことで昨日設置したのがこれだ。最新鋭装置の裏側はかくもローテクなのである。日本電子さん,もーちょっとジョイントの少ない設計になりませんか? それとスペースがぎりぎりなんでパイプを短くしてもらえると嬉しい。加熱しなくていいから。
その後の調整で紐は必要なくなりましたが、他は相変わらず。ていうか測定する時間が無い。