| 2-1-4-1. 産業技術総合研究所の岩手山火山活動に関する調査体
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独立行政法人産業技術総合研究所地質調査総合センター(茨城県つくば市:1998年当時は通商産業省工業技術院地質調査所)は、地下資源探査から地震・ 火山被害の軽減さらに地球温暖化対策に至るまで、国土の安全かつ有効利用の為に必要とされる地質情報の収集・公表ならびに基礎研究を行う公的研究機関であ る。特に火山噴火に対しては、国の火山噴火予知計画に参画し、噴火予知・噴火推移予測のため、火山の形成史および噴火履歴の調査研究や火山形成過程のモデ ル化、マグマの上昇過程や噴火気候の解明などの基礎研究を行っている。これらの成果は、学術論文として公表される他、火山地質図などの各種地質図として出 版・市販され、火山噴火予知連絡会などに対して研究情報を提供している。 岩手火山については、松川・葛根田地域の地熱開発に関わる地球科学的研究を、長年にわたって実施してきた。また、1997年からは岩手山に対する火山地 質図の出版に向けた調査・研究が策定されていたところで、火山性地震の活発化をうけて、当時の環境地質部火山地質研究室を中心に岩手山噴火対応検討会を作 り、所内各部から協力を仰ぎながら、この度の噴火危機に対応する調査・研究を実施してきた。実施した調査・研究課題は表1にまとめられる。 |
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| 表1.1998-年岩手火山 地震・地殻変動に対する調査・研究課題一
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