その他
−出来ればなあ,と思っている個人的プロジェクト−


21世紀の地球科学者に与えられた最大の義務の一つは,地球温暖化問題の将来予測であろう

第四紀後期の時間尺度でみると,ミランコビッチサイクル(地球離心率の周期変化など)により,地球はやがて次の氷河期に入ると予測される

ところが,より短期の,人為的な大気中二酸化炭素濃度の増加傾向からみると,地球は温暖化する一方のようにみえる

南極ヴォストーク基地でロシア,フランス,米国が実施した深度3623mの氷床コアの記録は,この問題を考える貴重な材料を提供している(Petit et al., 1999)

にもかかわらず,地球の大気温度が将来どちらに向かうのか,今日まで,誰もはっきりと答えていない

これはおそらく,固体地球,水圏,生物圏,大気圏にまたがる超学際領域の問題であるためと思われるが,誰かがこの問題に着手する必要がある

地球科学者は狭い領域に安住する保守主義を排して,この問題解決のため,超学際領域を形成すべきである

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2003年1月30日最終更新

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