第5回アジア地熱シンポジウム
−分散型エネルギーとしての地熱資源探査開発−
開催のご案内

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 地熱資源はアジアに豊富に賦存し,フィリピンで16%,インドネシアで4%の電力を供給するなど,アジアにおいて,将来の伸びが最も期待されるエネルギー資源の一つです.また,地熱エネルギーはCO2排出量の最も少ないクリーンエネルギーの一つであり,その普及促進はエネルギー需要の急増するアジアにおいて,地球環境問題の解決にも大きな意義があります.発電を経由しない地熱直接利用の普及促進についても,省エネルギー対策として,同様の意義があります.しかし,アジアにおいては技術的・経済的問題等の理由により,一部の国を除いては,地熱開発が必ずしも順調に推移しているとは言えません.この状況を打破するには国際的な技術的・経済的協力が必要であり,アジア諸国間に情報交換の場を設け,その中から国際協力による地熱開発のネットワークを広げて行くことが強く望まれます.
 本シンポジウムはアジアの地熱資源や地熱開発に関する情報を交換し,今後の地熱開発や研究協力の推進を図ることを目的として,1998年以来毎年開催されております.過去の4回は新エネルギー・産業技術総合開発機構の主催で開催されてきましたが,今回は産業技術総合研究所が主催することとなりました.第1回〜第3回は,東・東南アジア地球科学調整委員会(CCOP)の年次総会の場を借りて,フィリピンのスービック,ベトナムのハノイ,タイのバンコクで開催されてきましたが,第4回は年次総会と切り離し,インドネシア-日本二国間プロジェクト「遠隔離島小規模地熱の探査に関する研究協力」の最終公開セミナーと連携させて,インドネシアのバンドンで開催されました.今回も年次総会とは切り離し,全体テーマを「分散型エネルギーとしての地熱資源探査開発」と題して,マレーシアのクアラルンプールで開催し,山岳地分散型地熱開発,離島分散型地熱開発,地熱直接利用等,多様な観点からアジアに相応しい地熱開発のあり方を模索するものであります.マレーシアにはまだ地熱発電所はありませんが,今回の巡検地であるタワウなど,地熱地域は存在し,今後の地熱開発の可能性を模索している国の一つです.多数の地熱開発関係者が本シンポジウムに参加し,地熱開発関連の国際協力事業について,広範な意見交換が行われることが期待されます.
 アジアの地熱資源開発に関心をお持ちの方,また地熱エネルギーの調査,開発,利用及びこれらの研究開発に取り組む多くの企業,団体,研究機関の方々が,本シンポジウムに奮って参加されますよう,御案内申し上げます.

平成14年12月24日
独立行政法人産業技術総合研究所 
地圏資源環境研究部門 
部門長 野田 徹郎 

注)東・東南アジア地球科学計画調整委員会(Coordinating Committee for Geoscience Programmes in East and Southeast Asia,CCOP)とは東・東南アジアの地球科学に関する国際研究協力事業を推進している政府間組織で,事務局はタイのバンコクに置かれ,日本,韓国,中国,ベトナム,カンボジア,タイ,マレーシア,シンガポール,インドネシア,パプアニューギニアおよびフィリピンの11ヶ国が加盟し,日米欧の協力国が支援しております.

■シンポジウム開催概要
メインテーマ:「分散型エネルギーとしての地熱資源探査開発」
開催日:2003年3月25日(火)〜26日(水)
会場:マレーシア国 クアラルンプール市 The Legend Hotel

主催:独立行政法人産業技術総合研究所(AIST)
後援:東・東南アジア地球科学計画調整委員会(CCOP)
    マレーシアエネルギー省エネルギーセンター(Malaysia Energy Center, MEC)
    新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
    日本地熱学会(GRSJ)
 事務局:三菱マテリアル資源開発株式会社(MRC)
 講演内容:基調講演,各国招聘者講演,一般講演(一般参加者による講演)
 現地巡検:3月27日(木)に空路タワウに移動し,27-28日の両日タワウ地熱地域を巡検予定
 参加者予定数:50名程度

■旅程(日本から全行程参加の場合)
3月24日 (月)  日本発→クアラルンプール着,The Legend Hotel
3月25日 (火)  アジア地熱シンポジウム 1日目,レセプション,The Legend Hotel
3月26日(水) アジア地熱シンポジウム 2日目,The Legend Hotel
3月27日(木) 空路クアラルンプール→コタキナバル→タワウ,タワウ地熱地域巡検,Belmont Marco Polo Hotel
3月28日(金) タワウ地熱地域巡検,空路タワウ→コタキナバル→クアラルンプール,The Legend Hotel
3月29日(土) クアラルンプール発→日本着

■参加募集要領
 申込み先:〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-21-1 三菱マテリアル資源開発且糟ケ本部部 服部旭宛(e-mail: ahattori@mmc.co.jp         メールでのお申し込みも可能です)
 申込み締切:2003年 2月15日
 申込み要領:下記情報をご記入の上,お申し込み下さい

氏名
所属
連絡先住所
メールアドレス
講演希望の有無  有 ・ 無   口頭発表 or ポスター
講演題名(英文)
講演著者名(英文)
現地巡検参加希望  参加 ・ 不参加

 参加費用:旅費・宿泊費等は参加者が負担,シンポジウム参加費:5千円,巡検参加費(航空券他):6万円
 講演原稿提出締切:2003年3月 5日
 プロシーディングス:シンポジウム中は原稿をバインドしたものを配布し,終了後に製本出版の予定.

■第5回アジア地熱シンポジウム組織委員会
 委員長:村岡 洋文(独立行政法人産業技術総合研究所)
       山田 営三(CCOP事務局)
       HASSAN IBRAHIM(マレーシア・エネルギー・センター)
       江原 幸雄(九州大学大学院工学研究院)
       久保 智司(新エネルギー・産業技術総合開発機構)
       内田 利弘・佐脇 貴幸・安川 香澄(独立行政法人産業技術総合研究所)
       高橋  洋・服部  旭(三菱マテリアル資源開発梶j)

■問い合わせ先
 第5回アジア地熱シンポジウムについてのお問い合わせは下記にて承ります
問い合わせ先:高橋, 服部(MRC),e-mail: tkhs@mmc.co.jp,ahattori@mmc.co.jp 電話:03-3660-0322
            村岡 洋文(AIST),e-mail: hiro-muraoka@aist.go.jp,電話:0298-61-2403

          

図1 マレーシアの地図(KL:クアラルンプール,KK:コタキナバル).
図2 タワウ北部Andrassy温泉のN50Wの方向に配列する石灰華噴泉(右が北西,2000年11月13日村岡撮影)
2003年2月8日最終更新

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