独立行政法人産業技術総合研究所
ナノシステム研究部門
------------- 大学院生として産総研で研究するには ---------------
独立行政法人産業技術総合研究所はその名の通り産業技術の研究所であり、教育機関ではない。従って、基本的には産総研で大学院教育を受けることはできない。しかしながら、ここで行っている研究の内容は、大学院教育の一部としても十分に機能し、また実際に多くの大学院生が産総研で研究を行っている。
産総研には技術研修員と呼ばれる制度があり、企業や大学の人材の研修を有償又は無償で行っている。多くの大学院生は、この技術研修の制度により産総研に派遣され、研究を行っている。またいくつかの大学院とは連携大学院の契約を締結しており、産総研での研修において便宜が図られるようになっている。
首都大学東京(東京都立大学)との間においても連携大学院の契約があり、当研究グループでナノチューブの研究を行いたいという学生は、首都大学東京の大学院生となり、産総研での研究を希望するのが近道である。もちろん他の大学院からでも、担当教授が許可すれば、技術研修員として産総研で研究する事が可能である。
大学教授の優れた頭脳と、産総研の研究環境を融合させたこのシステムは、若手の研究者にとって理想的な環境の一つであると言える。産業応用を視野に入れた研究は、現在では理学の研究分野であっても極めて重要であり、特にナノテクノロジーの分野では、テクノロジーとサイエンスは切り離せない関係である。
●カーボンナノチューブ研究:片浦のページに戻る