三宅島2000年噴火 現地調査
2000年夏・噴火中の現地の状況の記録 その2
Erupting Miyakejima in the summer 2000, 2



中腹域から海岸域での火山灰堆積状況とその被害 (Ashfall damage in flank area)


7月の降灰によって,火山灰の重みで梢が折り取られた杉林.Damaged forest by ashfall during 14-15 July eruption.

湿った火山灰は樹木の葉や枝に付着し,その重みで樹木は折れてしまった.鉢巻林道三宮−火の山峠.(2000/7/17)



火山灰の重みで完全に倒伏してしまった樹木.Trees tipped down by ashfall.

数cm程度の降灰でも,付着した湿った火山灰の重みで倒れた樹木や落ちた枝によって道路がふさがれ,車両の通行が不可能となった. 倒伏した樹木によって道路がふさがれている.鉢巻林道火の山峠付近.(2000/7/17)


火山灰が付着した樹木 Ash sticked on trees

2000年噴火の火山灰は石膏を多く含む細粒の火山灰のため,濡れた状態で降下すると樹木などの表面に付着し,乾燥すると硬く固化した.そのため,少量の降灰でも大量の火山灰が樹木に付着し,樹木はその重みで倒伏した.セメント状の火山灰が付着した枝はまるで揚げる前のてんぷらのようである. 神着地区三宮林道(2000/7/17)


バス停標識に付着した火山灰.Ash covering a busstop plate

火山灰は泥水の雨となって降下し,垂直な面にも付着した.石膏分によって固結しているため,手でこすっても容易には落ちない.赤場暁にて(2000/7/17)


溶岩塊に付着した火山灰.Ash covering a lava block

火山灰は地上にあるものを包みこみ,さまざまな造形を見せる.赤場暁にて(2000/7/17)

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