2004年12月22日 浅間火山ヘリ観測報告
古川 竜太(産業技術総合研究所 地質調査総合センター)

行動記録
2004年12月22日
0800 軽井沢測候所集合
0900 測候所発
0945 佐久ヘリポート着 消防車到着.
1020 ヘリ飛来して搭乗.
1020 出発.乗組員4名(岩田正滋機長),観測員は気象庁飯島さん・藤原さん,産総研古川.浅間山火口上空11300〜10500feetで火口上空を4周.西風が非常に強いと機長コメント.噴煙は白色で,わずかに青〜褐色を帯びる.噴煙の比高は300-400mで南南東にたなびく.火口内は噴煙が充満しており,ほとんど見えない.火口内北西部〜火口壁にかけて噴煙の勢いが強い.北西側火口壁からは筋状に噴煙が出ていて,火口壁に沿って噴煙が速く上昇していることを示唆する.
1110 ヘリポート帰還.
1210 軽井沢測候所に戻る.データを交換.

今回の反省点
  • 明色の服を着ていると,ガラスの反射が写真に写り込みやすい.
  • 気温が低い日は凝結による白色噴煙が多くなる.
  • 風の強い日は火口内部が噴煙で充満しやすい.
    今回撮影した写真





























    以上D100
    気象庁飯島氏撮影

    夜景写真

    同上地点

    ブルーベリー

    万山望

    測候所から
    以上RVP

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