産業技術総合研究所   地質調査総合センター

三宅島2000年噴火に関する“速報”〜2004-2005年

                   by A.Tomiya (2006/8/23改訂)
本ページには,「三宅島火山のページ」(miyake.html)に掲載された「速報」のバックナンバーを置いてあります(2004〜2005年頃に掲載されたもの). これらの情報は,掲載時には“速報”でしたが,今となっては既に古情報になってしまったものがほとんどです. しかし,当時の記録として,ここにはそのまま残すことといたしました (2006/8/23). 以上,ご了承下さいませ.

☆速報:NPO法人 地質情報整備・活用機構が「三宅島巡検」を企画(2005/7/20掲載→8/3改訂)
NPO法人 地質情報整備・活用機構 (GUPI) が,三宅島の「巡検」(地学見学旅行)を企画しています. 案内者は,今年発行された「三宅島火山地質図」の著者である川邉禎久氏です.
なお,申込締切(8月1日)は過ぎております.
 → http://www.gupi.jp/miyake/index.html(GUPIのページ)

☆速報:「三宅島火山地質図」が刊行される(2005/5/24掲載)
産業技術総合研究所・地質調査総合センターより,「三宅島火山地質図」が刊行されました. 三宅島の活動履歴や噴出物分布などが最新の知見とともにコンパクトにまとめられています.

 → 産総研地調の火山地質図
 → 地質調査総合センターのホームページ

☆速報:2005年25月18日,空振を伴う低周波地震が発生、ごく微量の降灰も確認(2005/5/18掲載)
5月18日に「ごく微量の降灰」が確認されたとのことです. 同日未明に空振を伴う低周波地震が発生しており,この頃にごく小規模な噴火が発生したと思われるとのことです.

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http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jp/volcano/320-050518094208.03.html
火山観測情報 第273号
平成17年5月18日09時40分 気象庁地震火山部
(抜粋)
本日早朝、島内で調査を行った結果、火口の北から北北東約4km (神着地区)付近の狭い範囲でごく微量の降灰を確認しました。本日02時 41分に空振を伴う低周波地震が発生しており、この頃にごく小規模な噴火 が発生したと思われます。
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☆速報:2005年24月12日,振幅のやや大きな低周波地震が発生、ごく微量の降灰も確認(2005/4/12掲載)
4月12日に「ごく微量の降灰」が確認されたとのことです. 同日早朝に振幅のやや大きな低周波地震が発生しており,このときにごく小規模な噴火が発生した可能性があるとのことです.

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http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jp/volcano/320-050412163131.03.html
火山観測情報 第202号
平成17年4月12日16時30分 気象庁地震火山部
(抜粋)
本日午前中、島内で調査を行った結果、火口の南西約4km(阿古 地区)付近の狭い範囲でごく微量の降灰を確認しました。本日04時45分 に空振を伴う低周波地震が発生しており、この頃にごく小規模な噴火が発生 した可能性があります。
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http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jp/volcano/320-050412093110.03.html
火山観測情報 第201号
平成17年4月12日09時30分 気象庁地震火山部
(抜粋)
本日04時45分頃に、振幅のやや大きな低周波地震が発生し、三 宅村神着、三宅村坪田で震度1を観測しました。この地震は振幅の小さい空 振を伴っていましたが、噴煙等の状況に変化はありませんでした。
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☆速報:2005年22月23日に火山噴火予知連絡会開催,三宅島の火山活動について検討される(2005/2/23掲載)
定例の火山噴火予知連絡会(第100回)が2月23日に開かれ,三宅島の火山活動などについて検討されました. その検討結果(以前に「統一見解」として発表されてきたものに相当?)によれば,
「火山活動は、全体として大きな変化はありません。」
「今後も山麓に降灰をもたらす程度の小規模な噴火の可能性はありますが、現段階で大規模な噴火につながる兆候は認められません。」
「二酸化硫黄を含む多量の火山ガスの放出はしばらく継続すると考えられます。」
などとされています.
 → 三宅島の火山活動についての検討結果(火山観測情報 第106号;気象庁のページ)

なお,本噴火予知連絡会に産総研地調が提出した資料(三宅島火山ガス観測結果)が下記のページで公開されています.
 → 第100回火山噴火予知連絡会(2005年2月23日開催)において産総研地調が提出した資料(「火山活動研究推進部会」のページ)

☆速報:気象庁の火口カメラの映像が途絶える(2005/2/15掲載)
去年3月に気象庁が山頂カルデラの縁に設置した火口監視カメラの映像が,1月30日頃から途絶えてしまったとのことです. カメラを設置していたカルデラ縁の崖が崩れたためです.毎日新聞2月9日の記事によれば“カメラが落下したか、宙づりになったかは不明”とのことです.
なお,火口カメラ設置地点の写真(空撮)は下記で見られます:
2005年2月9日(崩落後)=産総研・下司撮影(下司氏のページ
2004年11月16日(崩落前)=産総研・東宮撮影

火口カメラについての関連記事:
 → 三宅島雄山に「火口カメラ」設置

☆速報:2月7日,山頂直下で地震発生、神着・坪田で震度1(2005/2/8掲載)
気象庁発表火山観測情報第73号(2月7日16時30分)によれば
「本日13時47分に山頂直下が震源と推定される地震が発生し、三宅村神着、三宅村坪田で震度1を観測しました」
とのことです.
なお,同情報によれば火山活動の概況に変化はありません.

☆速報:2005年2月1日についに避難指示が解除(2005/2/7掲載)
2000年9月に全島避難になって以来,4年5ヶ月間続いていた三宅島の避難指示が,2005年2月1日に解除されました. これに伴い島民の帰島が始まっています.
なお,三宅島の噴煙活動は依然として活発です. 火口周辺は立入禁止です.また山麓においても,火山ガスが頻繁にやってくる「高濃度地区」(三池地区や薄木地区など)は居住禁止&立入制限になっています. 三宅島への観光については,5月まで自粛するよう求められています.

☆速報:2004年12月27日に火山噴火予知連絡会「三宅島拡大幹事会」開催(2004/12/27掲載)
12月27日に火山噴火予知連絡会の「三宅島拡大幹事会」が開かれ,三宅島の火山活動について検討されました.
そこで発表された「三宅島の火山活動に関する火山噴火予知連絡会拡大幹事会見解」によれば,

などとされています.
 → 三宅島の火山活動に関する火山噴火予知連絡会拡大幹事会見解(火山観測情報 第725号;気象庁のページ)
 → (続き)(火山観測情報 第726号;気象庁のページ)

 → 三宅島拡大幹事会において産総研地調が提出した資料(火山活動研究推進部会のページ)

☆速報:2004年12月9日朝に,三宅島でまた小規模な噴火発生(2004/12/9掲載)
気象庁発表の三宅島火山観測情報第687号によれば,
「本日(9日)06時16分頃に小規模な噴火がありました。06時16分 に空振を伴う低周波地震が発生し、火口縁および山麓(火口の西南西約3k m)に設置された遠望カメラに少量の火山灰の付着が確認されました。噴煙 の状況は雲による視界不良のため不明でした。」
とのことです.
 → 三宅島火山観測情報第687号(気象庁のページ)
 → 三宅島火山における最近の小規模噴火のリスト

三宅島では,2002年11月〜2004年11月の約2年間は噴火が見られない期間が続きましたが(※), 2004年11月30日に久しぶりの噴火が発生して以来,9日間に4回の噴火を数えています.
(※)2004年3月28日に見られた山頂付近限定の“微弱な降灰”(噴煙の変化は見られず)は除く.

☆速報:2004年12月7日〜8日に,三宅島でまた小規模な噴火発生(2004/12/8掲載)
気象庁発表の三宅島火山観測情報第685号によれば,
「本日朝(8日朝=東宮注)、火口の東約3km(坪田地区)で少量の降灰が確認されました。 昨日17時頃から本日5時頃までに空振を伴う低周波地震が数回発生してお り、そのいずれかで小規模な噴火が発生したものと推定されます。」
とのことです.
 → 三宅島火山観測情報第685号(気象庁のページ)
 → 三宅島火山における最近の小規模噴火のリスト

☆速報:2004年12月3日,三宅島の山頂直下が震源と推定される地震で神着・坪田が震度1(2004/12/3掲載→12/5改訂)
気象庁発表の三宅島火山観測情報第676号によれば,
「本日03時44分に山頂直下が震源と推定される地震が発生し、三宅村神着、三宅村坪田で震度1を観測しました」
とのことです.
 → 三宅島火山観測情報第676号(気象庁のページ)

その後,3日16時54分と5日14時24分にも同様の有感地震が起こっています.
 → 三宅島火山観測情報第677号(気象庁のページ)
 → 三宅島火山観測情報第680号(気象庁のページ)

☆速報:2004年12月2日,三宅島でまた小規模な噴火発生(2004/12/2掲載→12/3改訂)
三宅島で12月2日16時45分ころ小規模な噴火がありました. 気象庁発表の三宅島火山観測情報第674号によれば,灰色の噴煙が600メートルまで上がり,南西に流れたとのことです. また,この噴火と同時に,空振を伴い振幅のやや大きな低周波地震が発生しており,三宅村神着・三宅村坪田で震度1を観測しています.
 → 三宅島火山観測情報第674号(気象庁のページ)
 → 気象庁が設置した「火口カメラ」が捉えた噴火の決定的瞬間の映像(時事通信社報道,Yahoo!ニュースのページ)
 → 「火口カメラ」について

☆速報:2004年11月30日,三宅島で2年ぶりに小規模な噴火発生(2004/11/30掲載→12/2改訂)
三宅島で11月30日07時46分ころ小規模な噴火がありました. 気象庁発表の三宅島火山観測情報第668号によれば,灰色の噴煙が300メートルまで上がり,東に流れたとのことです. また,この噴火に伴うと思われるごく少量の降灰が,島の東部で確認されています.
三宅島における小規模な噴火の発生は,2002年11月24日以来2年ぶりのことです.
 → 三宅島火山観測情報第668号(気象庁のページ)

三宅島の「小規模噴火」について:
現在,三宅島・雄山の火口からは,噴煙および火山ガスが出続けています. 通常の噴煙は,白色を示し,ほとんどが水蒸気(湯気)からなります. この状態は,気象庁の定義により「噴火」とは呼ばれません.
しかし,ときどき噴煙の中に火山灰が混じることがあり,このときは噴煙の色が灰色〜灰黒色(有色噴煙)になるほか,微動や弱い空振を伴う場合もあります. この状態を,気象庁は「噴火」と呼んでいます. 三宅島では2001年以降,このような「噴火」は20回以上起こっていますが,いずれも小規模で,山麓で厚さ1mm以上の降灰になることは稀です.
 → 三宅島火山における最近の小規模噴火のリスト

☆速報:2004年11月16日に撮影した三宅島空撮写真を公開しました.(2004/11/16掲載)
写真:11月16日の三宅島火山(雄山)の様子(東京消防庁ヘリコプターより東宮撮影)
三宅島空撮

今回は天候に恵まれ,カルデラ内や火口の様子がたいへんよく観察できました.
空撮写真は下記のページを御覧下さい:
http://staff.aist.go.jp/a.tomiya/myk/photo041116/photo041116m.html

☆速報:2004年10月26日に火山噴火予知連絡会開催,三宅島の火山活動について検討される(2004/10/26掲載)
定例の火山噴火予知連絡会(第99回)が10月26日に開かれ,三宅島の火山活動などについて検討されました. その検討結果(これまで「統一見解」として発表されてきたものに相当?)によれば,
「6月の統一見解以降、火山活動に大きな変化はありません」
「山麓に降灰をもたらすような噴火は平成14年11月24日以降観測されていません」
「現在程度の火山ガスの放出は当分継続すると考えられます」
などとされています.
 → 三宅島の火山活動についての検討結果(火山観測情報 第599号;気象庁のページ)

☆速報:2004年8月10日に撮影した三宅島空撮写真を公開しました.(2004/8/11掲載)
写真:8月10日の三宅島火山(雄山)の様子(警視庁ヘリコプターより東宮撮影)
三宅島空撮

今回は天候に恵まれ,カルデラ内や火口の様子がたいへんよく観察できました.
空撮写真は下記のページを御覧下さい:
http://staff.aist.go.jp/a.tomiya/myk/photo040810/photo040810m.html

☆速報:2004年6月30日に火山噴火予知連絡会開催,三宅島の火山活動に関する「統一見解」発表(2004/6/30掲載)
定例の火山噴火予知連絡会(第98回)が6月30日に開かれ,「三宅島の火山活動に関する火山噴火予知連絡会統一見解」などが発表されました. この見解によれば,
「三宅島の火山活動は、最近1年半以上大きな変化はなく、現在程度の火山ガスの放出は当分継続する可能性があると考えられます」
「現段階で、火山活動が活発化する兆候は見られません。ただし、これまで同様、小規模な火山灰の噴出などの可能性はあります」
などとされています.
 → 三宅島の火山活動に関する火山噴火予知連絡会統一見解(気象庁のページ)

☆速報:火山ガスは南風に乗って? (2004/4/16掲載)
例年この時期には「南寄りの風に御用心?」という旨のご案内をしてきました. 南寄りの風が吹くと,三宅島からの火山ガス(二酸化硫黄など)が関東〜東海地方にまで運ばれてきて,大気汚染や異臭騒ぎを引き起こす恐れがあるからです. ただ,三宅島火山のガス放出量自体が低下したため,そのような事態になる頻度も次第に低下しています. 横浜市環境保全局環境監視センターが公表している「横浜市で二酸化硫黄濃度が環境基準(1時間値)の0.1ppmを超えた日」の日数も,次のように減少しています.
・2000年:8〜12月の間に7回(月平均1.4回)
・2001年:1〜12月の間に9回(月平均0.75回)
・2002年:1〜12月の間に3回(月平均0.25回)
・2003年:1〜12月の間に2回(月平均0.17回)
・2004年:1〜 4月の間に1回(月平均0.25回)
とはいえ,今年も環境基準値(0.1ppm;1時間値)を超える二酸化硫黄濃度がときどき観測されているようです.
例:
・4月11日13時‥‥横浜市金沢区長浜 0.170ppm(横浜市 環境保全局 環境監視センターによる)
・4月16日15時‥‥木更津市木更津畔戸 0.135ppm(そらまめ君による)
など.
[関連情報]
 → 横浜市内におけるSO2の日最高濃度の推移:2000年8月〜2004年4月(横浜市 環境保全局 環境監視センター)
 → 三宅島からの火山性ガス拡散の予測(日本原子力研究所によるシミュレーション.毎日更新.)
 → 環境省 大気汚染物質広域監視システム「そらまめ君」のページ.
 → 大気汚染状況提供機関/提供サイトのリンク集(Cauli氏作成)
 → 火山ガスの種類と災害(産総研地調・川辺氏によるまとめ)
 → 三宅島の噴煙による二酸化硫黄にご注意を!(横浜市 環境保全局 環境監視センターによる注意の呼び掛け)
 → 千葉県で環境基準値の4倍を超える高濃度の二酸化硫黄濃度を観測したときの様子(2001年8月14日の観測データの紹介;100ppb=0.1ppmです)

☆速報:三宅島雄山に「火口カメラ」が設置され,2004年3月末より運用開始に (2004/4/1掲載)
気象庁が設置作業を進めてきた三宅島の「火口カメラ」が,先月末より運用開始になったとのことです.
これまで,三宅島雄山の火口観測は,主としてヘリコプターを用いた上空からの観測によっていました. ヘリコプターによる観測は,多大な労力と費用がかかる上,観測時間がきわめて限られるという問題点がありました. 特に観測時間の問題は重要で,たとえば微動が起こったときに火口はどうなっていたか,といったことが,これまではうまく把握できませんでした. (運良くその瞬間にヘリコプターが飛んでいなければならない!) 今回の「火口カメラ」の設置は,こうした問題を解消してくれるものと期待されます.
 → 報道発表資料「三宅島火口カメラ等の運用開始について」(平成16年3月30日発表,気象庁サイト,PDFファイル)
 → ヘリコプターから見た三宅島の様子

☆新刊本:新しい火山の本「火山 −噴火に挑む−」が刊行されました (2004/3/10掲載)
表紙写真 新しい火山の本,「火山 −噴火に挑む−」(丸善)が2004年2月に刊行されました.
最近10年ほどの間に社会的に話題となった4つの火山(有珠,三宅島,富士,雲仙) を中心に,最新の火山研究成果が紹介されています. 三宅島火山については第3章で詳しく取り上げられています.
本書に関する詳細は,下記のページをご覧下さい:
 → 「火山 −噴火に挑む−」(産総研地調・火山活動研究推進部会のページ)

☆速報:2004年3月5日,一時的に微動が増大(2004/3/8掲載)
三宅島で3月5日,微動の振幅が一時的に大きくなる現象が観測されました.間もなく元のレベルに戻り,微動以外の異常も特に見られなかったとのことです. 関連する記事を火山観測情報(気象庁発表)より抜粋します:

 → 三宅島の火山観測情報(気象庁のページ)

☆速報:三宅島火山活動検討委員会(平成16年2月3日)の検討結果(2004/2/18掲載)
2004年2月3日に三宅島火山活動検討委員会(東京都災害対策本部)の第6回会合が開かれ,三宅島火山活動の現在の状況,今後の火山活動の予測について,などに関する報告・検討が行なわれました.
詳細が下記の東京都のページに掲載されています:
東京都災害対策本部の対応等について(第430報):三宅島火山活動検討委員会の検討結果について(東京都公式ホームページ)
三宅島災害情報のトップページ(東京都公式ホームページ)

なお,前回第5回は2002年6月14日に開かれています:
東京都災害対策本部の対応等について(第359報):三宅島火山活動検討委員会の検討結果について(東京都公式ホームページ)

☆速報:2004年1月27日に火山噴火予知連絡会開催,三宅島の火山活動に関する「統一見解」発表(2004/1/27掲載)
定例の火山噴火予知連絡会(第97回)が1月27日に開かれ,「三宅島の火山活動に関する火山噴火予知連絡会統一見解」などが発表されました. この見解によれば,
「最近1年あまり火山ガス放出量はほぼ横ばいとなっており、火山ガスの放出は当分の間継続する可能性もあります。」
「三宅島の火山活動は、全体としてゆっくりと低下してきていますが、三宅島の収縮傾向に一時的な変動が見られるなど短期的には揺らぎがあります。」
「三宅島では、今後も局所的に高い二酸化硫黄濃度が観測されることもありますので、風下に当たる地区では引き続き火山ガスに対する警戒が必要です。また、雨による泥流にも引き続き注意が必要です。」
などとされています.前回(2003年10月28日)の見解と比較してみると,内容は類似しているものの,微妙に文章上の表現が変化しているようです.
 → 三宅島の火山活動に関する火山噴火予知連絡会統一見解(気象庁のページ)

☆速報:去年(2003年)の三宅島は噴火・降灰記録の無い年に(2004/01/08掲載→01/09リンク先追加)
2003年の三宅島は,1年間を通じて一度も噴火や降灰の記録が無い年になりました. これは,年間に十数回の噴火・降灰記録があった前年までとは対照的です. また,2000年夏に始まった大量の火山ガスの放出は,2002年秋頃までは順調に減っていきましたが,その後は1年以上も放出量の変化が横ばいになっています. つまり2003年は,噴火・降灰が無かった代わりに,火山ガスの放出量も減らなかった,という1年だったわけです.
 → 三宅島火山における最近の小規模噴火のリスト
 → 三宅島「平成15年(2003年)年報」(火山活動解説資料)(気象庁サイト,PDFファイル)

☆これ以前の速報(バックナンバー)
2003年下期の速報
2003年上期の速報
2002年の速報
2001年以前の速報


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Created:Aug.,23,2006