英語論文の査読表現集

自身の英語論文査読技術向上のために・・・

   巷には英語科学論文の書き方なるものがあふれかえっております。また、英文手紙の書き方や英文eメールのhow-to本が出ているのは非常に心強いものです。ある程度決まり切った表現を使い回せば何とかなる論文作成に比べ、研究者個人の英語力がまともに出てしまうのが査読ではないかと思います。私はこれまで、辞書などにない(見つかりにくい)英語表現を自分でまとめ、電子辞書用の個人辞書として活用してきましたが、こと査読表現については、色々と苦戦し、言いたいことが 書けず、投稿者にもエディターにも迷惑をかけてきました。そこで、1つは自分が今後査読をする際の参 考にするため、もう1つは同じ悩みを抱えている研究者のために、ささやかではありますが、ここ10年くらいの間に自分が受けた査読結果を中心に、英語論文を査読するときに役に立つ表現集を作ることにしました 。自分のアホさ加減をさらけ出すので、かなり恥ずかしいのですが、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。下記の注意点を熟読の上、ご利用ください。


私の研究分野での査読は次のように、General commentsSpecific comments から構成されます(もちろん、全員この形式を取るわけではありません)。そのため、表現集も2つに分けて作成しています。
 


Review of MS#1111
(査読原稿番号)
An example for a writing of referee form (タイトル:むむむ、この英語であっているのか?)
by A. Ohta, B. Ahta, and C. Ehta (著者名)

General comments.(概要説明と結果)

    ・ 論文の概要(自分がきちんと内容を把握しているかを示す)
    ・ 論文を読んでの感想(興味深い・分かり難い・問題有りなど)
    ・ 査読の結果(Major/minor rivision / reject)

Specific comments.(細かな内容の修正点)

    個別の問題点を列挙する。ひたすら指摘事項を列挙する人もいるが、「1,2,3, ・・・」、「a, b, c, ・・・」などと箇条書き
    にした方が読みやすい。かつて、コメントの多くを原稿に直接書き込む事が多かった。しかし、最近は on lineでの
    査読スタイルが主流であるため、紙媒体の原稿にコメントを直接書き込みにくくなった。そのため、
       1)原稿を一度印刷し、指摘事項を書き込んだ上、スキャナーでpdf化する
       2)「Page A, para B, line CD (Aページ、第B節、CD行)」や「L AB (AB行目)」などと、どの章・節・文・語句を
           指しているのか明示する
     などの方法がとられる。
 

査読表現は基本的に現在形を使う。再査読の場合に、前回内容からの改善点などを述べる場合には現在完了を用いる。

 

注意点

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私が作成する論文で犯しやすい間違いへの指摘事項に偏っています(同じ事を何度も言われるなよと自分でも思います)。

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ジャーナル名・文献など一部の用語・語句を別の言葉+斜体で置き換えております。

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一部に言葉遣いが悪い表現も入っております(あまりにひどい表現は除いております)。

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様々な表現を掲載しておりますが、引用元はnative、non-nativeの文章が入り乱れております。文法的に正しい英語かどうか 、私の貧しい英語力では判断できません。申し訳ないのですが、自己責任で利用してください。あしからず。

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ご意見・ご質問がありましたら こちらまでお願いいたします。

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